クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 伝説の「J」マークは伊達じゃない! カウンタックに「イオタ」が存在した
CUSTOM
share:

伝説の「J」マークは伊達じゃない! カウンタックに「イオタ」が存在した

投稿日:

TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典、増田貴広、Ford、Auto Messe Web編集部

ディアブロ・イオタをイメージしたエンジンフードにも注目

 エクステリアに関しては、フロントセクションだけでなく、リヤウイング、エンジンフード、ドアミラーなどもスペシャルだ。V型12気筒エンジンの排気量は5.2Lのままだが、サーキットを走ると油温が上がるのでオイルクーラーを追加している。吸気はディアブロ・イオタをイメージし、上からフレッシュエアを吸う仕様だ。さらにレーシングエアジャッキまで装備している。ランボルギーニ・カウンタック5000QVをベースにしたカウンタックウルフ カウンタックは、よじれにくいパイプフレーム構造を採用しているので、昔のレーシングカーみたいなクルマだといえる。現代でも通用する高剛性を誇っており、実は動きが俊敏なのだ。ランボルギーニ・カウンタック5000QVをベースにしたカウンタックウルフ

その勇姿は走るたびに見る者を魅了する

 岡戸さんはカウンタック『イオタ』のサスペンションも強化し、全体的にパフォーマンスアップすることでサーキット走行やヒルクライムを楽しめるようにしており、その豪快な走りと官能的な排気音で、走るたびにギャラリーを魅了している(驚かせている、ともいう)。とにかくビックリするほど速く、排気音が素晴らしいので、ヒルクライムの主催者から誘われるケースもあるそうだ。ランボルギーニ・カウンタック5000QVをベースにしたカウンタックウルフ

 岡戸さんは愛車にイオタ・ステッカーを貼っていることに関して「自分でそう思っているから」だと謙遜していたが、マジメな岡戸さんが本当に構築してしまった超レーシーなカウンタックのディテールとサーキット走行やヒルクライムでの実際の走りっぷりを拝見すると誰もが「これはイオタだ!」と納得するので、どこかのイベント会場でカウンタック『イオタ』と遭遇したら、岡戸さんの腕のよさも含め、いろいろ堪能させてもらうといいだろう。ランボルギーニ・カウンタック5000QVをベースにしたカウンタックウルフ

 岡戸さんが主宰するアウトモビーリ ヴェローチェでは、ランボルギーニ カウンタック LP500S ウルフ・スペシャル #1でオリジナルに忠実なレストアを実践できることをアピールし、カウンタック『イオタ』で徹底モディファイできることをアピールしている。そろそろ愛車をリフレッシュしようかなと思っているスーパーカーオーナーは気軽に相談してみるといいだろう。

123
すべて表示
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
著者一覧 >

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS