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「軽自動車の安全性は普通車に劣る」は過去のハナシ! 高齢者こそ今どきKカーに乗るべき3つの理由

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: ホンダ、Auto Messe Web編集部

【高齢者にオススメの理由2】豊富な先進安全技術

 予防安全という点でも、新しい軽自動車は進化している。歩行者や夜間にも対応する衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、車線維持支援システム、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、後方誤発進抑制機能、オートハイビームといった装備が多くの軽自動車に採用されているのである。こうなると、上級車と変わらない予防安全性能の持ち主ということになる。ホンダN-BOXのステアリングスイッチにあるACCコントロール ところで、わが家の目の前で、衝突事故が起こったことがある。向かいの家の老夫婦の奥様が運転する古めの中型SUV(衝突軽減ブレーキ未装備)が、ゴミ収集車に突っ込んだのだ。ボクは現場に急行し、サポート。その後、前部が大きく損傷していることから、なじみのディーラーから買い替えを薦められたそうだ。で、モータージャーナリストのボクの出番である。日産デイズを運転している青山尚暉さん「次はどんなクルマを買えばいいか」と質問されたのだが、どうやらこれまで中型以上のセダン、SUVに乗り継いできたため、小さなクルマに抵抗があるようだった。が、高齢でもあり、運転のしやすいクルマがいいという。

 そこで候補車として提案したのが、当時、出たばかりの日産デイズだった。奥様とご主人は最初「軽自動車はねぇ~」なんて難色を示していたのだが、なんとボクのキラーフレーズで、その場でデイズの購入を決めてくれたのだった。

【高齢者にオススメの理由3】SOSコール搭載モデルもアリ

 そのキラーフレーズとは、もちろん、運転のしやすさや、ダウンサイザーでも満足できる軽自動車らしからぬ内外装の質感、衝突軽減ブレーキもそうだが、決定的なのは、軽自動車初搭載のSOSコールと、日産コネクトナビと連動するオペレーターサービスだった。日産デイズに初搭載されたSOSコール「万一、何かあっても、デイズなら安心ですよ。奥様がひとりでお出かけしている間、ご主人だって安心ですから……」と、勝手にセールスしたというわけ。それから数年たつが、「そうした安心があると、運転、ドライブに余裕が持て、これまでにない安全で安心感あるカーライフを楽しんでいます」とのこと。日産デイズハイウェイスター もちろん、それ以前の衝突安全性能もクルマ選びには重要なポイントであり、ここで、自動車の安全を守る性能評価試験結果を公表している独立行政法人 自動車事故対策機構による自動車アセスメントの最新の結果から、衝突安全性能で5スターを得た軽自動車が候補に上がる。

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