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いま流行の「クロスオーバー」の波はフィアットにまで! 街乗りからアウトドアまで楽しめる「500Xクロス」を600キロ試乗して見えた中身

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: 米澤 徹

充実した「運転支援システム」でまさにイマドキのイタリア車

 嬉しいことに500X クロスには運転支援システムが充実している。前面衝突警告(クラッシュミティゲーション付き)、レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警告報)、アダプティブクルーズコントロール、自動ハイビーム、リアクロスパスディテクション、リアパーキングカメラ、ブラインドスポットモニター、フロント・リアパーキングセンサー&(アラーム式)と備えているシステムも多彩だ。フィアット500X クロスのブラインドスポットモニター

 今回は、高速移動がメインだったため、積極的にアダプティブクルーズコントロールを使用してみたが、自らアクセルの微調整をするよりも電子制御に任せた方が巡航燃費も向上し15.1km/lを実現していた。ただし、500Xクロスの場合、30km/hを下回るとこのクルーズコントロールは解除されてしまう。今後のマイナーチェンジで渋滞追従型タイプの投入がされることを大いに期待したいところ。フィアット500X クロスでアダプティブクルーズコントロールを使っているイメージ

 今回はクロスオーバーSUVというクルマの真価を発揮する、アウトドアなシチュエーションに持ち込めなかったことが何より悔やまれる。長距離移動は渋滞さえなければ快適そのもの。ミーティング参加往復だけのクルマ試乗を終え1週間以上が経過するが、今となっては課題ポイントさえ可愛く思えてくる500Xクロス。もう1度ちゃんと向き合いたいとも思う今日この頃だった。

【500Xクロス 主要諸元】

全長×全幅×全高(mm) 4280×1795×1610
ホイールベース(mm) 2570
車両重量(kg) 1440
エンジンタイプ 直列4気筒 SOHCターボ
排気量(cc) 1331
最高出力(kW[ps]/rpm) 111[151]/5500
最大トルク(N・m[Kg-m]/rpm) 270[27.5]/1850
トランスミッション 6速DCT
サスペンション(前/後) マクファーソンストラット
ブレーキ(前)

ベンチレーテッドディスク

ブレーキ(後)

ディスク

全国メーカー希望小売価格(消費税込み)

341万円

※車両価格は消費税込み
※メタリックカラーは5万5000円プラス

【詳しくはこちら】
FCAジャパン
https://www.fiat-auto.co.jp/

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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