新型が出る前におさらい! 86シリーズトップに位置する86GRMNをプレイバック
新型GR86がついに国内で世界初披露され、日本、いや世界中の注目を集めている。
ニュルブルクリンクでのレース活動が生んだ伝説のコンプリートモデル
ニュルブルクリンクにおいて「クルマの味づくり」を続けるトヨタガズーレーシング。その活動の中から生まれたコンプリートカー。それが「86GRMN」だ。
日産2台ペースで生産された採算度外視と言える作り込み
サスペンションはKYB製で、スプリングレートは若干アップ。ガチガチに締め上げられていないことがポイントだ。タイヤはブリヂストンのRE-71Rを装着しているが、なんとこのタイヤ、86GRMNで開発が進められていたとのこと。開発スケジュール上、タイヤが先に発売されてしまったという。
ガチガチなではなくしなやかな乗り味が意外
クローズドコースで短い時間だが試乗することができた。ストレートを全開にすると、4000romくらいから明確にサウンド、パワー共に盛り上がり、レッドゾーンまで吹き上がっていく。シフトフィールはノーマルよりよく気持ちがいい。