【ミッドシップ編 トヨタMR-S】
クルマ好きや運転技術を極めたい人の中には「一度はミッドシップに乗りたい」という人もいるだろう。
パッと浮かぶ選択肢はトヨタMR2、ホンダ・ビート、MR-Sといったところだが、MR2とビートは年式など一般的とは言えない部分が多いのもあり、手に入れやすい現実的なクルマはMR-S一択だろう。
MR-Sにはミッドシップの挙動をこれといった怖さもなく味わえるよさがある。また燃費もよく整備代も意外に掛からないといった魅力を持っている。MTの中古車は50万円程度からあり20年落ちもゴロゴロしている。 もちろんクルマとして安くないものも多いが、ミッドシップのお手頃選択肢が予算上MR-Sしかないとすれば、廉価モノを利用しない手はないだろう。
【番外編 MTの商用車+レーシングカート】
運転技術には普通に公道を走っていても練習できることがいくらでもある。 それだけに150万円の予算を用意できるなら、普段は納得できる価格のMTの商用車あたりを足に使いながらシフトワークや加重コントロールを学び、残ったお金をレーシングカートの購入費と走行費に回すというのも面白い。 この組み合わせでしばらく走っていれば相応の運転技術を身につけながら、カートは体への負担も大きいだけに強靱な肉体が得られるに違いない。