家具メーカーとのコラボで優しいウッディを投入【トイファクトリー・BADENⅡ】
トイファクトリーが出展し、会場で多くの注目を浴びていたのが、人気の家具メーカー「カリモク家具」とコラボレーションしたプレミアムモデル「BARDEN Karimoku vresion2021(バーデン・カリモク バージョン2021)」だ。
カリモク家具は、1940年に愛知県刈谷市で創業した老舗の国産家具メーカー。高い木材加工技術と長年の使用に耐える堅牢性、シンプルながらも飽きのこないデザイン性に定評があり、近年大きな人気を博している。
ベースとなったのは、トイファクトリーのフラッグシップモデルであるバーデン。ハイエースのスーパーロングを使用し、対面ソファーを装備したダイネット(ダイニングスペース)や常設リヤベッド、大容量の天井収納庫などを装備した人気のモデルだ。ボディサイズは全長5380mm×全幅1920mm×全高2380mmで、乗車定員7名、就寝人数は5名だ。
このモデルでは、棚などのファニチャーの素材に、高品質かつ木目が美しいナラ材(オーク)を主に使用。各家具のデザインは、曲線を基調とし、エッジや張り出しを極力抑え、車内空間でも安らぎを得られる丸みをおびた設計が施されている。
また、素材は住宅用よりも高い温度環境にさらされる自動車用家具として多くのテストを行い、耐久性の確保も実現している。上質な家具を、安心して使えるのもうれしい点だ。
さらに、シートやベッドのファブリックには、肌さわりが良く耐久性に優れる生地を採用。シートカラーには、優しい色使いのトパーズイエローと、シックで落ち着いた空間を醸し出すサファイアネイビーの2色があり、選ぶことが可能だ。 ちなみに、トイファクトリーとカリモク家具のコラボモデルは今回が第2弾で、2019年に発売された前回の限定モデルは、発売後まもなく完売したほどの人気ぶりだった。今回のモデルもかなり注目度は高いため、かなりの売れ行きが期待できるだろう。価格は754万円~840万円(税込)だ。