ワークスペースをカンタンに組み立て可能【トイファクトリー・HACO×HACO】
トイファクトリーが新しく提案するモビリティユニット「HACO×HACO」も、クルマをオフィス化してワーケーション仕様にすることが可能だ。 これは、箱型のベースユニットに、サイドボードやトップボード、引き出しやベッドマットといったさまざまな構成パーツを組み合わせることで、家具やディスク、ベッドやシンクなど好みの装備に変えることができるというものだ。
会場に展示されていたトヨタ・ハイエースの場合では、車体後方から見て荷室左側にLの字型の作業テーブルを設置。また、右側は椅子としても使える収納ボックスを置き、ワーケーションなどが楽しめる快適空間を演出している。 ユニットの取り付けは、まず荷室側面に各ユニットを取り付けるためのベースボードを設置する。次に、ベースユニット(ボックス)を組み立てて、ベースボードに取り付けた後、トップボードなど各構成パーツをセットすれば完成だ。
ベースボードの取り付けには若干の加工が必要なため、販売店での車両持ち込み作業が必要だが、これさえ装着してしまえば、後は自分でも作業ができる。
特に、ベースユニットは、ドライバーなどの工具があれば簡単に組み立てられるし、荷室への取り付けは工具さえ不要だという簡単さだ。
しかも、これらユニットは全て荷物扱いになるため、事前の構造変更申請が不要。また、車体の改造も必要ないため、純正そのままの安全性を確保できるのもメリットだ。 なお、HACO×HACOには、さまざまなオプションがあるほか、事前にユニットが組み合わされているパッケージも用意されている。室内の左右にベースユニットを1段ずつ配置するタイプで29万4800円。室内右側2段のタイプが28万4900円、左右にベースユニットを2段配置するタイプは56万6500円だ(すべて税込)。