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R32GT-R以来の衝撃! ドリキン土屋圭市が「GRヤリス」に乗ってベタ褒めした「真意」

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TEXT: 土屋圭市  PHOTO: Auto Messe Web編集部

 

「衝撃と感動」を感じたGRヤリス

 コイツをエボモデルに仕立てたGRヤリスに乗ると、衝撃と感動はさらにデカイものがあった。全域でトルクフルなエンジンは高回転域での炸裂感も強烈で、さらに高いレベルで3気筒とは思えないほど回転フィールが秀逸。400万円以上するGRでも3気筒なのかよ!? などとガッカリする人がいるかもしれないが、3気筒でこれほどの高性能とフィーリングの良さを実現した技術力の高さに、オレは逆にすごさを感じる。日本の小排気量ターボもここまできたかと感動した。この性能と乗り味なら400万円以上するのも「しょうがねぇ」という感じだ。
 ノーマルのヤリス「Z」グレードでも感じた接地性の高さはさらに次元が高く、溢れ出る太いトルクと炸裂するパワーをタイヤに余すことなく伝えられるので、サーキットでも遅いわけがない。接地性の高さと新開発の電子制御多板クラッチ式アクティブトルクスプリット4WDシステムの制御によりトラクション性能も極めて高度だ。ただし、前後駆動配分が前3:後7となりFR的な走りを実現するというSPORTモードにしても、コーナーでの出口で最終アンダーが強まる傾向、つまり4WDの宿命的な挙動は変わらなかった。これまでなら「だからヨンクはつまんねぇ」と文句を言いたくなるところだが、GRヤリスの最終アンダーは並みの四駆が出すアンダーとは別次元。極めてレベルの高い領域でのアンダーであるということを強調しておこう。重箱の隅をつつく意味での不満だってことだ。

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