【スズキC2】カプチーノの再来かと言われたが
第32回ショーに出品されたスズキのC2は、軽サイズのFRスポーツカー、カプチーノの設計コンセプトを受け継いだコンパクトサイズのオープン2シーターモデル。カプチーノよりひとまわり大きく、レザーシートの背後には手動で開閉するハードトップを装備。注目のパワーユニットは1644ccのV型8気筒DOHCツインターボだ。トランスミッションは5速ATと6速MTが用意されていた。
【ダイハツOFC-1】幻のコペン後継機
第40回東京モーターショーのダイハツは、間もなく市販を予感させるリアルな軽自動車をコンセプトにショーカーを展示した。もっとも視線が集まったのが、コペンの後継と目される軽オープンのOFC-1だ。開放的なグラスルーフ付きキャノピートップのルーフ部分は、3分割で収納でき、荷物も無理なく積める。搭載するのは660ccの3気筒DOHCだ。これにパドルシフト付き7速ATを組み合わせた。
【トヨタMRJ】意欲的な2+2オープンだった
1995年に颯爽と現れたのがトヨタの意欲作、MRJだ。そのネーミングからうかがい知れるようにミッドシップ方式で、MR2の後継車と見られるコンセプトカーだった。全長4mを切る小型車サイズだが、ホイールベースは2550mmと長い。2シーターに見えるが、電動格納式ルーフを装備した2+2レイアウトのスポーツカーだ。
デザインと製作はヨーロッパで行なわれている。キャビンの後方に、連続可変バルブタイミング機構のVVTを採用した1.8Lの4気筒DOHC5バルブエンジンを搭載した。サスペンションは4輪ストラットで、リヤはスーパーストラットに4WSの組み合わせだった。