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残念すぎる「東京モーターショー開催中止」! 過去出展された「幻のオープンカー」コンセプト9連発

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TEXT: 片岡英明  PHOTO: Auto Messe Web編集部、日本自動車工業会

【スバル・インプレッサカブリオレオペレッタ】販売できるほどの完成度を誇っていた

 WRCで破竹の快進撃を続けていた初代インプレッサには2ドアクーペが用意されていた。これをベースに、ルーフを取り去り、電動格納式ソフトトップを装備したのがカブリオレオペレッタだ。

 安全性にこだわるスバルの作品だけに、ドアの後ろにロールバーを配している。フロントとリヤにアンダースポイラーを装着し、サイドステップとリヤウイングも付く。水平対向エンジンはターボではなくNAだ。すぐに販売できるほど完成度は高かった。

【いすゞピアッツァコンバーチブル】1台だけ制作された超希少なモデル

 1981年6月に発売されたピアッツァは、ジウジアーロがデザインした流麗なスポーツクーペだ。そのルーフを取り去ってコンバーチブルに仕立て、1985年に展示している。ベースとなっているのは輸出仕様のいすゞ・インパルスだ。ランプまわりをブラックアウトし、バンパー下をスポイラー形状にしている。前後のフェンダーにはリフレクターが付いた。カリフォルニアのデザインルームで1台だけが製作された。

【三菱ミラージュカムトップ】電動式キャンバストップを採用

 ウエッジシェイプを基調とする第2世代のミラージュ(3ドア1600GTの5速MT車)のルーフを取り、ロールバー風のセンターピラーを取り付けた粋なコンバーチブルだ。ブリスターフェンダーやエアロパーツを身にまとい、フロントとリヤのランプまわりはブラックアウトして個性を際立たせた。センターピラーも視界を確保するため素通しで見えるようになっている。トランクに収納するタイプのキャンバストップは電動開閉式だ。

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