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「命を守る」行動を! キャンプで「天災級」の天候に遭遇したら絶対「やってはいけない」こと

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TEXT: 猪狩清十郎  PHOTO: 猪狩清十郎、Auto Messe Web編集部,写真AC

落石、崖崩れ、路肩崩壊などクルマの運転には細心の注意を

 近年は豪雨になることも少なくないですが、まれに道路が寸断されキャンプ場が孤立することもあります。幹線道路からキャンプ地までのルートで落石や土砂崩れ、倒木、路肩崩壊、河川氾濫が起こるとクルマで移動するのはかえって危険です。通常、普通車が安全に走行できる水深は20cmまでと言われていますが、これはおおかたアスファルトなどの路面の場合で、ダートでは冠水以前にスリップやスタックの危険もあります。いち早く避難しようとむやみに車を走らせると巻き込まれるリスクもあります。夜間だとリスクは倍増します。クルマでの逃避も冷静に まずはむやみに動かず情報収集に努め、キャンプ場なら管理人や常連など現地に詳しい人から情報収集するのが得策です。災害級の急変には、現実的には誰も正しい予想と判断はできませんので、自分のいる場所は安全か危険か、少し高台に移動したほうがよいか、場合によってはクルマを諦めるなど周囲の状況にをよく観察して命を守る判断を優先してください。

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