本革シートや専用カラーを採用した内装
エクステリアに関しては、はじめの一歩のモデルということもあってか、エアロパーツの類は装着されておらず、ドライカーボン製のフロントグリルと前後に備わる専用エンブレムだけが相違点となるが、インテリアに目を移すと、レーシングスピリットを象徴する「赤」をまとった本革シートや専用配色のステアリングホイールが走りの気分を盛り上げてくれるのだ。
さらに無限のロゴが備わるコンビネーションメーターやプッシュエンジンスイッチ、専用シフトノブ&シフトブーツなども無限のコンプリートカーを所有しているという気持ちを高ぶらせてくれる。
CVTモデルも設定! ボディカラーは3色用意
このS660 MUGEN RAは660台限定でリリースされたモデルであり、当時の価格は289万円と装備の内容を考えれば非常にリーズナブル。ボディカラーはイメージカラーとなっていたフレームレッドのほか、プレミアムスターホワイトパールとプレミアムミスティックナイトパールの3色が設定されていた。 またバージョンZとは異なりCVTモデルも設定されていたため、スポーツドライビングの第一歩を踏み出したいAT限定免許のユーザーにもオススメできる。
販売終了がアナウンスされてから徐々に中古車相場が上がっているS660ではあるが、MUGEN RAに関しては執筆時点ではそこまでプレミア価格ともなっておらず、程度のよい個体があれば抑えておいて損はないハズだ。