流行のスワンネック式リヤスポイラーを採用
リヤスタイルで印象的なのがドライカーボンリヤスポイラーの存在である。スワンネックタイプのステーを採用し、ウイングを一体化しているところが大きなポイントだ。純正のダックテールと合わせて装着しても、違和感なくレーシーなスタイリングをアピールすることができるモデルである。
足まわりは、STIローダウンスプリングで約10㎜ダウン、BBS製ホイール(7.5×18インセット45)は、スーパーGTマシンと同色のブロンズカラーを採用している。一見BBSの市販モデルと同じに見えるが、新型BRZのために新たにデザインされたモデルで、純正鋳造18インチホイールよりも約30%軽量化されている。
大口径テールを持つ、パフォーマンスマフラーは初期型BRZと比べると音量はかなり静かに感じる。ただし、今回のモデルは音色にこだわっていて、アクセルを踏み込んだときの心を揺さぶるようなサウンドが楽しめるように設計されている。
エンジンルームには、フレキシブルVバーを装着。軽快なハンドリングに必要な剛性を保ちつつ、不要な微振動をしなやかに受け流す性能を発揮する。同じくボディパーツとしては、リヤバンパー内のフレームに装着するフレキシブルドロースティフナーの用意もあり、軽快な乗り心地を実現する。
インテリアには、プッシュエンジンスイッチと、6速MTシフトノブを装備する。レーシーな雰囲気を高めてくれることはもちろん。6速MTシフトノブは、正確なシフト操作にも大きく貢献してくれるパーツである。
スバルテクニカインターナショナルの商品開発部の佐藤公彦さんは「なるべく早くお客様に届けられるように体感できるパーツを鋭意開発しております。新型BRZが発売されたときにはSTIパーツを選んでいただけると嬉しいです」と語ってくれた。