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「魔改造」し過ぎてもはや別物! 驚天動地のマツダ「マッハ号」とは何か

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 福田博之(オーナー)、高桑秀典、Auto Messe Web編集部

憧れのマッハ号を15年かけて製作

 この世の中には「本物が買えないなら自分で造る」という手段がある。例えば、スバル・サンバーをベース車に群馬県で自動車整備工場を営む福田博之さんが製作した“サンバルギーニ・コカウンタックLP360”の逸話は、今となってはあまりにも有名だ。サンバルギーニ・コカウンタックLP360 福田さんは驚くことに、1967年に放送が開始された往年のテレビアニメ「マッハGoGoGo」に登場したあの「マッハ号」まで自作したというのだ。マッハ号のリアビュー 今回は、再び周囲の人々を驚かせている、オーナーである『群馬の三船 剛(アニメのキャラクター主人公名)』こと福田博之さんの並々ならぬ創作意欲を紹介しよう。マッハ号のオーナーさん

きっかけはラスベガスで見た「SEMAショー」のカスタムカーたち

 以前、サンバルギーニ・コカウンタックLP360ができるまでを紹介した際に、ラスベガスで開催されている世界最大規模の自動車パーツ見本市「SEMAショー」で“自由にカスタマイズされた数々の車両たち”と出会い(1998年のこと)、「こんなに自由に造っていいんだ、自分も造りたいモノを造ればいい」と衝撃を受けたことがきっかけとなりコカウンタックを製作した、と取材時に答えてくれた。1998年のSEMAショーの様子 マッハ号に関しては、福田さんが小学生の頃にテレビアニメでマッハ号を見て、それ以来ずっと憧れ続け、いつか欲しいと思っていたことが製作のきっかけなのだと言う。「いつか欲しいと思っていた」から自分で造った、という展開になる点が福田さんのスゴイところだ。マッハ号のリアビュー

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