リアル世代には懐かしいマッハ号
2017年に完成したときの周りからの感想は「今度はマッハ号を造ったのか! でも50歳以上じゃないとこんなクルマは知らないよ~」というものが多かったという。 一般的なリアクションとしては「若い方は変な形のクルマだな、と不思議そうに見ていますが、私と同世代かそれ以上の方は、あっ、マッハ号だ!」と、称賛してくれたそう。ニコニコしながらそう話してくれた福田さんは、サンバルギーニ・コカウンタックLP360ができるまでを話してくれたときと同じように嬉しそうだった。 苦節15年という年月をかけて製作されたマッハ号の完成度も高く、サンバルギーニ・コカウンタックLP360と同じように、完成以来、さまざまなイベントでギャラリーを楽しませてきた。再び、どこかのイベントで拝見できるかもしれないので、見かけた際にはそのディテールをじっくり観察してみるといいだろう。