キャンピングカーにショーファーを取り入れたセカンドハウス「グレイスプレミアム」
続いては福岡のセカンドハウスが施工したゴージャス内装が魅力のライトキャンパー『グレイスプレミアム』(定員8名・就寝定員3名・8ナンバー登録)。
架装車両はスーパーロングボディのキャンパー特装車(その他、バンDX/バンDX GLパッケージから選べる)がベース。内張り/床張り/化粧板が施されたプレミアムな内装のほか、2列目シートにファスプシート(撮影車両はREVOシートに変更)、外部充電&外部電源、走行充電システム、LED照明、間接照明(天井、ベッド部)、プリーツカーテン(間仕切り含むリヤ8面)、冷蔵庫、電子レンジ、サブバッテリーといった必須の装備を揃えている。
もちろん豊富なオプションも用意。REVOシートへの交換メニューをはじめ、FIAMMAサイドオーニング/FFヒーター/大型ベンチレーター/2段ベッド(後部キャビネット上部)/1000W・1500Wインバーター/追加サブバッテリー/フロントシートカバー/フリップダウンモニター(15.6インチグレアタイプ)/バックカメラナビ連動/メモリーナビなど、キャンピングカーとして欲しい装備がさらに選べるようになっている。
キャンピングカーにあってキャンピングカーにあらずのラグジュアリーな純白仕立ての居住空間は、ダーククブラウンのキャビネットとあいまって高級ラウンジを思わせる。まさにグラマラスな空間がクルマいっぱいに広がっているといっても過言ではない。
リムジンを超えた後席空間! ダイレクトカーズ「フューチャーフリーワゴンラグジュアリー4」
最後はスーパーロングボディベースではなく、5人定員のワイドボディのスーパーGLダークプライムⅡ(バン)がベースの1台。2列目シートにオリジナルの豪華キャプテンシート2脚(電動前後スライド&リクライニング/マッサージ機能/シートヒーター/ベンチレーション機能/USB充電装備)をインストールした三重のダイレクトカーズが製作した「フューチャーフリーワゴンラグジュアリー4」だ。
先に紹介した2台とは異なり、このクルマの魅力はショーファーカーとしての必須条件と言えるゆとり溢れる足元スペースを確保しながら、リヤに広大なラゲッジルームを備えること。また、フロアにはフローリング加工が施され、マリン&ウインタースポーツギアなどの濡れたモノや、汚れがちなキャンプ道具などを躊躇なく積める。さらに荷物を下ろせば泥汚れを簡単に掃除することができる。
また、さらなる魅力として伝えておきたいのが、ベース車両は1ナンバー(中型区分)の商用バン登録車でありながら、4人乗員の乗用3ナンバー登録に変更されていること。メリットは高速道路の通行料が乗用車と同じ金額になることに加えて、初回以降の車検が毎年から2年毎になること。さらに200系ハイエースのワゴン(ワゴンGL/ワゴンDX/グランドキャビン)には設定のない2.7Lディーゼルターボ化も可能になり燃料代が抑えられる。スーパーGLベースのため使い勝手の良い両側スライドドアが備わるのも大きなメリットになる。
まとめ:SUV&ミニバンに代わるアウトドアの相棒にグラマラスなハイエースがオススメ!
ここで紹介した3台はいずれも200系ハイエースを架装した新車コンプリートカーとして製作されたモデルだ。SUVやミニバンがアウトドアの相棒として脚光を浴びているが、グラマラスにキャンパービルドされたハイエースで「ママも納得!」のショーファー×グランピングの対極する世界観を手に入れてみるのはいかがだろうか。