しっかり乾燥した薪をつかうべし! テント火災にも注意
閑話休題。今や焚き火台はキャンパーにとって必需品となり、夕景を眺めならの焚き火は何ものにも代えがたい贅沢な時間を提供してくれる。気のおけない家族や仲間と過ごす時間をより上質なものへと変えてくれる焚き火だが、煙や火の粉が周囲の迷惑にならないよう風向きを確認し、しっかりと乾燥させた薪を使うべし。テントやタープとの距離をしっかりと保持していないと、飛んだ火の粉で穴が開いてしまうこともあり、火の粉によって火災を起こすこともある。また、乾燥していない薪を使うと不完全燃焼を起こし大量の煙が発生するので注意して欲しい。
正しい知識でヒーリング効果たっぷりの「焚き火」に挑戦してほしい
コロナ禍でテーマパークや人気の観光地、歓楽街への外出を自粛しなければならない今、そのストレスを発散できる「焚き火」にチャレンジしてはいかがだろうか。1/fゆらぎを感じ、自律神経を整えることでリモートワークや経済低迷で疲弊した「心」は癒される。贅沢なテントを張り、豪華なキャンプサイトを設営するだけがアウトドアではない。ひと抱えの薪と安価なキャンプ台、そして美味しいコーヒーを持ち、誰もいない自然の中でマジックアワーを堪能するのも贅沢なものである。焚き火は自己責任。安全を第一に考え、焚き火を楽しんだ後は灰や燃え残りの薪を回収して原状回復を行うこと。自然に対しての敬意を払うことがアウトドアマンの掟なのだ。