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限定車でもないのに「40台」しか売れず? 鳴かず飛ばずのトホホな「平成不人気車」7選

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TEXT: 永田恵一  PHOTO: トヨタ、日産、マツダ、ホンダ、三菱、スズキ

日産ブルーバードオーズィー:990台日産ブルーバードオーズィーのフロントスタイリング

 8代目のモデル末期に追加されたオーストラリア製5ドアセダン。当時日産はプリメーラ等にも5ドアセダンを設定しており、普及に努めていたのだ。オーズィーはスポーツセダンを目指したようだが、スタイルと価格の高さがネックだったのか鳴かず飛ばず。その後5ドアハッチバックのトヨタ・プリウスが大ヒットしたのを見ると、出るのが早すぎた?

トヨタ・メガクルーザー:133台

トヨタ・メガクルーザーのフロントスタイル「何に使うためのクルマなの?」」と感じるメガクルーザーだが、主な役割は陸上自衛隊が使う高機動車のベースシャーシ。中身は超を3つ付けたいくらいの本格派で、420mmの最低地上高、インボードブレーキ(最低地上高の確保とも関連)、4WSなどを備える。陸上自衛隊の高機動車を見たときには、メガクルーザーを必ず思い出そう!

マツダ・プロシード・キャブプラスワイルドブリーズ:50台

マツダ・プロシード・キャブプラスワイルドブリーズのフロントスタイル プロシードがマツダのピックアップトラックなのが分かる人でも「キャブプラス」と「ワイルドブリーズ」の意味がわかる人は少ない? 「キャブプラス」はフロントシートの後ろに人が乗れるスペースがあるボディのことで、「ワイルドブリーズ」は荷台にキャンプ用テントや作業灯を備えた限定車。車中泊が流行っている今なら需要は意外にあったかも?   ※写真は当時のプロシード。

三菱ピスタチオ:40台

三菱ピスタチオのフロントスタイル 自治体や公益企業向けに50台限定で発売された超低燃費車。ミニカの全長を45mm伸ばし、アイドリングストップ付きの1.1L直噴GDIエンジンを搭載していた。10・15モード燃費は30km/Lとかなり燃費がいい。それ以上に驚くのが販売台数で、たった40台! せっかく作ったのに買わなかった自治体、ヒドい!

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