「バンライフ」がハイエースの商用車イメージを払拭させる
200系ハイエースなど、箱型スタイルの商用車をベースにした新しいカーライフの新カテゴリーとして「バンライフ」が脚光を浴びている。「バンライフ?」「何それ?」という方のために簡単に解説すると、車中泊から派生した移動できる住み処を持つノマドなスタイルのひとつだ。
例えば、波乗りを趣味にする人が、早朝からいい波に乗るために夜中のうちに出かけて、現地に着いたら車中泊。仮眠をとりながら朝を迎えるという具合だ。もちろんサーフィンに限らず、釣りやトレッキング、トレイルランなどのさまざまなアクティビティに置き換えることができる。
ニューノーマルな生活様式の活用にピッタリ
コロナ禍でワーケーション(ワークとバケーションを組み合わせた造語。都心から離れてリゾート地などでテレワークを活用して、働きながら休暇を取る新しい仕事のスタイル)が注目されているが、「さすがに移住は難しいけれどワーケーションできれば……」と考えたときに、このバンライフを活用することで理想のライフスタイルが手に入るようになる。
ママの説得材料は「カワイイ〜!」がキーワード
とはいえ家族の大黒柱であるパパにとっては少しハードルが高い。家事・育児を積極的にやっていればそのハードルは少し下がるが、それでも直面するのがバンライフには欠かせない「バン」がネックになる。
多彩な趣味を持つパパにとっては、人気のSUVやミニバンでは叶わない積載能力に惹かれる。しかし商用車に対するイメージの悪さは、女性にとってはそう簡単に払拭できるものではない。ではママの説得材料を探さないといけないのだが、硬直したオトコの概念のままではきっとそこにはたどり着けないだろう。そんなパパのために説得材料の正解を教えましょう! 答えはカンタン「カワイイ〜!」がキーワードになる。
ナチュラルウッドでカジュアルさにお洒落のスパイスをひと振り
そこでバンライフをより彩りあるモノにアップデートしてくれる「ママもひと目惚れ」の、お洒落ハイエースのカスタム実例を紹介しよう。キーワードはナチュラルウッド! ローダウン、大径ホイール、エアロパーツはこの際捨てて、お洒落で使い勝手のいいカスタムメイクの提案で欲しかったハイエースをゲットしてみてはいかがだろうか。