エビスサーキット「新峠コース」:ドリフトの聖地として有名
より峠らしさにこだわっているのは、ドリフトの聖地として知られるエビスサーキット。広大な敷地に大小いくつものコースがあり、なかでも『新峠コース』は異色の存在として有名。距離は程よい長さの1500mで、アップダウンやブラインドコーナーが多いうえ、ナイター走行用の照明も備えている。また路面にはセンターラインを引く(対向車はいないのではみ出してもOK)など、雰囲気を盛り上げるための工夫がそこかしこに。 走行のスタイルは基本的にドリフトとなり、料金は他のコースとセットで半日で2500円~、1日だと4500円~とかなりリーズナブルだ。詳細な料金体系や現在走行可能なコースは、エビスサーキットのウェブサイトで確認しよう。 なお群馬サイクルスポーツセンターもエビスサーキットの新峠コースも、当然ながらヘルメットやグローブといった装備はサーキット走行と同じ。雰囲気が峠だからといって服装も普段着で大丈夫、というワケじゃないので注意してほしい。
日常的に走行できる常設コースではないが、奥伊吹モーターパークでもイベント時に、駐車場の周回路を「峠コース」にしたことがある。 冒頭で書いたようにリスクはそれなりだが、峠ならではの魅力があることも事実。サーキットとは似て非なることをしっかり理解したうえで、合法な「峠」を楽しんでもらいたい。