その4:入れるときは向きに注意
裏から入れるのでスペースに余裕がなく手探りとなることも多い。規格にもよるが口金の部分にツメが出ていて、ライト側の切り欠きと合わせて付ける必要がある。闇雲に手で持って入れるのではなく両方の形状を確認して、正しい向きを確認してから作業するようにしたい。
その5:留め金のズレに注意
留め金も同様で、細い針金を手探りでフックにかけることもある。しかもかける部分が2カ所あったりすると意外に大変で、1カ所だけ引っ掛けて完了としてしまうことがある。当然バルブもズレるので光軸などがちゃんと出ないことになりかねない。
その6 ダストブーツはしっかりと被せる
バルブを交換して問題なく固定したら、全体にゴム製のダストブーツをかぶせてゴミなどが入らないようにする。最近ではダストブーツではなく樹脂のフタになっていることがあるが、どちらもゴムが固くて入りにくかったり、フタのツメがうまく引っかからなくて閉まらなかったりする。場所的にもやりにくいかもしれないが、ゴミや水分の侵入を防ぐためにもしっかりと作業したい。
その7 端子を確実に装着
樹脂のフタの場合はバルブに端子を付けるのが先だがダストブースの場合は最後に端子を付ける。強く押すと壊れそうなのでなおさらなのだが、きっちりとハマっていないことがある。金属部分の焼けなどで入りにくい場合は、接点復活剤や端子グリスを使うとスムースに装着できるようになる。