最高の相棒になれる光岡バディで近距離の釣行に出発!
古き良き時代のアメリカンSUVスタイルに憧れてはいるものの、大排気量のエンジンを積んでいるが故に税金の高さがネックとなって躊躇している人も多いことだろう。また、低年式のアメリカ車は燃費の悪さやトラブルの多さも手が出せない原因のひとつになっている。そんな人たちにとってアメリカンなスタイルを持ちながらも、優れた経済性と信頼性を兼ね備えた純国産車のバディは最高のバディ(相棒)になるに違いない。
この原稿を書いているボクもそのひとりであり、今回の取材には趣味のバスフィッシングの道具を満載しての同行になったのだが、アメリカンなライフスタイルに憧れるボクにとって珠玉の時間を与えてくれた。
釣果「ゼロ」でもバディと過ごした時間でさらに絆は深まった
高速道路を飛ばし、曲がりくねったワインディングを駆け抜け、細いあぜ道の向こうに待つ狙いのバスポイントへと向かうドライブは楽しさ満点。湖畔にクルマを駐めてチェアとテーブルを広げ、ゆっくりとタックルをセットする時間はワクワク感が止まらない。
しかし、狡猾な好敵手に相手にされずノーフィッシュに凹みながら苦いコーヒーを味わうとき、ボクの背中で佇むバディが「次があるさ」と慰めてくれた……。こんな情景も決して悪いものではない。次回こそは自慢できるようなトロフィーサイズのバスを釣り上げ、バディとの記念写真を撮ろうと心に誓った。
趣味性の高いクルマを世に送り出す孤高の自動車メーカー「光岡自動車」。最近ではC2コルベットをオマージュした「ロックスター」が大きな話題を呼び、中古車市場ではプレミア価格が付いているという。同様に2日間の予約で予定生産数を上回ったバディにも同じ現象が起こることが予想される。オーダーから納車まで2年近くに待つことになるが、素晴らしき相棒を手に入れたいと願うなら躊躇している時間はない。