いろいろ手を加えて満足の30万円弱!
カスタムをココまでやっても費用が30万円に届かないのは、普通車やスポーツモデルならちょっと考えられず、どのパーツも交換した後の体感度はかなり大きい。あとは偶然というかラッキーだったのが、知人にレカロのシートをもらったこと。純正シートは座面が擦り切れてクッションもヘタっていたので、見た目も長距離を走ったときの疲労感も著しく改善した。ついでに物置の奥に眠っていたステアリングも装着。常に身体に触れている操作系パーツは重要、というチューニングの初歩を今さらながら思い出す。
またJB23型のジムニーは構造がシンプルなので、DIYできる作業が多いことも面白さのひとつだ。十分な知識や工具がなければプロに依頼するのがベストだけれど、自らの手でカスタムすれば愛着もいっそう深まるに違いない。街乗りと常識的な範囲でのオフロード走行なら、個人的にはこの仕様で必要にして十分だと思う。パーツの豊富さに高い走破性といったメリットを活かしつつ、燃費の悪さやパワーのなさを多少なりともカバーできれば、ジムニーと過ごすカーライフがもっともっと楽しくなるはず!