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「日本車最強」ジムニーに不満あり! たった30万円の「ちょい足しカスタム」で魅力マシマシ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

いろいろ手を加えて満足の30万円弱!

 カスタムをココまでやっても費用が30万円に届かないのは、普通車やスポーツモデルならちょっと考えられず、どのパーツも交換した後の体感度はかなり大きい。あとは偶然というかラッキーだったのが、知人にレカロのシートをもらったこと。純正シートは座面が擦り切れてクッションもヘタっていたので、見た目も長距離を走ったときの疲労感も著しく改善した。ついでに物置の奥に眠っていたステアリングも装着。常に身体に触れている操作系パーツは重要、というチューニングの初歩を今さらながら思い出す。

JB23型ジムニーのオーナーが不満解消するために施したカスタマイズ

 またJB23型のジムニーは構造がシンプルなので、DIYできる作業が多いことも面白さのひとつだ。十分な知識や工具がなければプロに依頼するのがベストだけれど、自らの手でカスタムすれば愛着もいっそう深まるに違いない。街乗りと常識的な範囲でのオフロード走行なら、個人的にはこの仕様で必要にして十分だと思う。パーツの豊富さに高い走破性といったメリットを活かしつつ、燃費の悪さやパワーのなさを多少なりともカバーできれば、ジムニーと過ごすカーライフがもっともっと楽しくなるはず!

JB23型ジムニーのオーナーが不満解消するために施したカスタマイズ

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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