S耐の会場で発見した「ある」空気清浄機
2021年5月22〜23日に開催された「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」の静岡県の富士スピードウェイのイベント広場には、NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)の会員メーカー各社がブースを出展。シートメーカーのブリッドは、お馴染みのスポーツシートのほか、除菌効果を持つ車載用オゾン除菌・脱臭器「エアバスターポータブル ブリッドエディション」を展示していた。
新型コロナウイルスの影響から、除菌系アイテムが注目されるようになっている。そのような時代にミートした商品をリリースしているのが三友商事である。同社とブリッドがコラボレーションして、車載用「エアバスターポータブル ブリッドエディション」が登場したわけだ。その詳細をお伝えしよう。
感染症対策として富士スピードウェイも採用
そもそもオゾンによる除菌とは、空気中の酸素を電気分解によってオゾンを作りだし、菌(ウイルスのほか花粉など)に付着することで酸化分解させて、再び酸素に戻すという仕組みだ。さらに空気中の菌のみに効果のあるプラズマクラスターとは異なり、付着菌まで除菌できるのも特徴のひとつである。
大容量タイプではあるが、感染症対策として、富士スピードウェイの施設内に90基、さらに全国約1000台の救急車(東京23区内の救急車はすべて)でも採用されるほどの実績を持っている。
価格は4万4000円(税込)で発売は7月からを予定しているという。