ドライブレコーダー本来の機能をとことん追求した
今やクルマを買ったら必ず取り付ける装備のひとつになったドライブレコーダー。万が一の際に映像を残せるのはもちろん、ドライブ先の風景を映像として記録する目的としても普及を広げている。
さらに今乗っているクルマへのドライブレコーダーの取り付けも加速している。しかし中高年層にとっては、導入を迷っているユーザーも多いのではないだろうか。そこで実家の父親に父の日のプレゼントとしてドライブレコーダーを贈るというのはどうだろう。「そろそろ取り付けたいと思っていた」「でも、どれを選べば良いかわからなかった」といったタイムリーな反応が予想されるので、このタイミングで安全・安心装備の贈り物をしてみるのも良いだろう。
実家の父親が高齢ドライバーであることを考慮すると、ドライブレコーダー選びで重要になるのは使いやすく、なおかつ不足の無い充実機能を備えている点だ。そこで注目したのがパイオニア・カロッツェリアの2カメラタイプドライブレコーダーである「VREC-DH300D」。現在ドライブレコーダーに求められている機能や性能をオールインワンし、なおかつ使い勝手の良さも光るモデルなので安心して誰にでもオススメできるモデルだ。
シンプルで直感的に操作しやすいボタン
父親へのプレゼントということから使用シーンを考えた上で最初に注目したのは使い勝手の良さだ。従来のドライブレコーダーは一般的には操作性はあまり良いとは言えない。コンパクトな設計のため操作ボタンは小さく、メニュー階層も深い傾向にある。さらには表示部が小さく、メニュー操作は不得手な場合が多いのだ。
しかし「VREC-DH300D」はボディの右サイドに4つのボタンを装備し、操作ガイドを画面に映すシンプルな構造を採用。メニューも比較的絞り込まれ、なおかつ整理されているので直感的に操作をすることができる。さらに画面も3インチとドライブレコーダーとしては大型の部類に入り、メニューなどの操作も快適。
またボタン操作に対する反応スピードも速く、操作時にもたつくシーンも無い。さらに細かなところではメニュー表示はハーフトーンで表示され、表示中の映像を隠さない工夫も施され、3インチ画面をフルに使ったユーザーインターフェイスとしているのも好感が持てる。