【迷惑行為その4】「流行のキャンプ道具を使ったマウント合戦が見苦しい」
第三次キャンプブームで、アウトドアメーカーだけでなくホームセンターや100円ショップなども次々と新たなアイテムを販売し始めている。 アウトドアギアが飽和状態を迎えた昨今、キャンプ道具の自慢を前面に押し出したマウント合戦が多発しているという。必要以上のギアをこれ見よがしに並べ、テントサイトを自慢し合うグルキャンは滑稽であり、傍から見ていても決して楽しいものではない。もちろんアウトドアのスタイルは自由だが、外遊びを楽しむという本末転倒の事態にならぬように自制することも大切だ。
【迷惑行為その5】「キャンプ場をフェス会場と間違える集団」
ポータブル充電器の進化によって、キャンプ場で電化製品が数多く使われるようになった。
その利便性は喜ぶべきことだが、ブルートゥースで接続したスピーカーを使ってキャンプサイトで音楽を大音量で流す輩も増えているという。とくにグルキャンではフェスと勘違いしているグループもいて、静かに楽しみたいキャンパーの顰蹙(ひんしゅく)を買っている。 キャンパーが活動する日中であれば音楽をBGM的に楽しむことは決して悪いことではない。しかし、時間帯や音量を考えず、音楽に合わせて奇声を上げるなどの迷惑行為は慎んでほしい。
【まとめ】楽しい「グルキャン」を続けるためにも周囲への配慮を忘れずに!
最後に、ここで紹介したNG行為はグルキャンを楽しむ人々の中でごく一部の限られた人たちによる行為である。その迷惑な行いがグルキャン全体のイメージを損なっていることは間違いない。グルキャンを楽しむアウトドアマンのなかには初心者キャンパーのテントやタープ設営をサポートしたり、隣り合うキャンプサイトに挨拶をするなど、積極的にコミュニュケーションを取ってキャンプを盛り上げてくれるグループも多い。 数の力はある意味“脅威”であり、騒いでいるグループに注意をするのはとても勇気のいること。グループキャンプを楽しむ場合には、周囲への配慮を忘れずに行動してほしい。