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もっとも身近な夏のアウトドア!「川遊び」で守るべき6つのルールとマナー

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

ルールその4:子供から目を離さずライフジャケットを用意

 同じく子供から目を離さないことも大切。大人なら余裕で這い上がれるレベルの深さであっても、子供にとっては足すら付かずに溺れてしまうことがある。自分の不注意で愛する子供が事故に遭ったら、悔やんでも悔やみ切れないのは自明の理。水遊びの服装でいえば滑りにくいシューズやサンダルと、ライフジャケットは子供も大人も必需品と考えよう。あとは天候に関して。仮に当日が晴れていても数日前に雨が降っていたり、上流が雨なら増水や流れが急になっている可能性は十分ある。水位が高かったり水が濁っているときは、川に入らず水辺から少し離れて遊びたい。

河原遊び川遊びのルール&マナー

ルールその5:トイレや駐車場所も確認しておく

 もうひとつ忘れてはいけないのがトイレ。公衆トイレがあるような河川敷はほとんどないので、事前に済ませるか近隣の利用できるトイレを調べておく。ガマンできずそこら辺で用を足す、なんてのは言語道断もいいところだ。

河原遊び川遊びのルール&マナー

 愛犬を連れて行く人も多いけれど、リードを外さず排泄物の処理は忘れずに。クルマやバイクは駐車場があれば必ずそこを使い路上駐車は厳禁。スタックや事故の可能性があるので、河川敷まで降りるのも避けたほうがいい。

ルールその6:花火や大騒ぎは禁物。節度をもって楽しむ

 最後は騒音と時間帯について。自分たちで占有しているワケではないのだから、音楽を大音量で流したりはしゃぎ過ぎず、まわりのグループと険悪にならないよう配慮。さらに遊ぶ時間は早朝や深夜を避け花火も大きな音が出るモノは、まわりや近隣の住民にとっては迷惑でしかないので自制する。

河原遊び川遊びのルール&マナー

まとめ:節度ある行動で安全に自然を楽しみたい

 どれもこれも常識すぎて説明される側もバカバカしく思うかもしれない。しかし、ルールやマナーを知ってか知らずかモラルの欠片もない人が増えたのは事実だ。さらに川や海、湖など水の近いところは、気持ちがいいけれど危険もつきもの。節度ある行動をしなければ、取り返しの付かないトラブルになってしまうこともある。

 今からデビューする人もすでに経験している人も、河原遊びにおけるルールとマナーを身に付けて、気持ちよく楽しみたいものだ。

河原遊び川遊びのルール&マナー

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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