新しい賃貸別荘「HC VILLAGE」とは?
緑深々としたワインディングの峠を抜けると、ひらけた視界に富士山がそびえ立っていることがある。ちらりと仰ぎながらドライブしたり、富士五湖の辺りを経巡ってみたり、大観山でぶらりどこに向かおうかと思いを巡らせたり。金太郎伝説のある足柄山、富士スピードウェイ、箱根ターンパイク、いかにも神聖なドライブルートに囲われている地域、箱根の仙石原に「HC VILLAGE 」という、かつて見られなかった新しい発想の賃貸型別荘が登場している。
箱根の山は天下の「カーロード」
白い建物は平屋4棟、緑に囲まれた700坪の土地には、この夏、冬を経てさらに平屋6棟、2階建て8棟が竣工されるという。設計はモダン建築で実績の高い小川晋一都市建設設計事務所が手がけた。4棟は袖触れ合うような立地となっており、それぞれの室内は広がりがある居住スペース40平米。ガレージスペースの前面はシャッターだが、その幅も5mオーバーと広い。
そしてクルマ好きが走らせ乗り込んできた愛車が、リビングからの全面窓ガラスを通して、ゆったりとピットインしている姿が見られるスペース。光線加減に四季の移ろいを感じながら、時にオーナーだけクルマを見つめることができる孤高のショールーム、そんなガレージが付随した別荘なのだ。
「クルマ好き同士が集まる特別な隠れ家」をコンセプトとし、互いのコミュニケーションが図れる集落の空間にしたというだけあって、集まった人も宿泊してひと時を過ごせるようにと、2階建ての共同スペースがある。
別荘で一定期間を過ごす人にとっては、クルマがあるからこそできる「友あり遠方よりきたる」のコミュニケーションはひとしおだろう。宿泊スペースを利用すれば、クルマ談義に花を咲かせながら一献傾けることもできるわけだ。ウッドデッキでプロの料理人のバーベキューや、近隣からのイタリアンフードのケータリングもオーダーできるとのこと。敷地内には20台分の駐車スペースもあるので、ちょっとしたパーティも考えられる。
賃貸料は月15万円からという。自分とクルマのリフレッシュを考えて1年間眠っていたクラシックカーとともに1カ月を過ごすこともできるだろう。富士スピードウェイでの活動の安らぎの拠点にもなる。都会から離れてのテレワークを考えれば、立派な仕事場にもなりうる。犬との散歩がクルマとのドライビングであってもいい。あれやこれや、箱根という天下一品のロード環境だからこそ、そうも思えてしまう別荘である。
【詳しくはこちら】
http://hcvillage.jp/?fbclid=IwAR39NySJjak5uiLVrnSvWPUqo3sFe1ZCOwXfYZE5ZI27YJJdZsXbzgszagg