いすゞ・ベレットMX1600シリーズ
いすゞ自動車はプレミアム・スポーツカーの開発に意欲を燃やし、1969年の第16回東京モーターショーにギア社にデザインを依頼したミッドシップのスポーツカー、ベレットMX1600を参考出品。 ノーズ先端にはリフト防止の可変スポイラーが内蔵され、エンジンは117クーペに搭載のG161W型直4DOHCだ。1970年のショーには4灯式ヘッドライトの改良型を出品した。が、GMと提携を結んだため量産化を見送っている。
トヨタEX7:トヨタ7の「心臓」を搭載
トヨタのレーシングカー、トヨタ7の最終進化モデルとして開発されたミッドシップの実験スポーツカーだ。レーシングカーの手法でシャーシを設計し、エンジンやサスペンション、ブレーキなどもトヨタ7から流用している。5LのV8DOHCエンジンはターボを外し、450psにデチューンして搭載された。