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「放電ベルト」に「小径ハンドル」! 昔は「お約束」だったのに姿を消した「昭和 &平成カスタム」10選

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TEXT: チャーリーカワムラ  PHOTO: カロッツェリア/Auto Messe Web

大流行したのにいまはほとんど見かけない!?

 クルマに限らず流行は盛者必衰。ひと昔前は一世を風靡していたカスタムが急に廃れてしまったりする。昭和や平成の初期こそお約束だったものの、いつしか姿を消したカスタムを振り返ってみよう。

1)機能性やビジュアルを追求したオーディオ

 まずはオーディオ系からいくつかピックアップ。技術の進化によって見かけなくなったアイテムといえば、トランクやシート下に設置していたCDチェンジャーだ。

 今でこそスマホとデッキをBluetoothで接続したり、ケーブルで繋ぐのが当たり前になっているものの、昔は6連装とか10連装のマガジンにCDを入れ、デッキやリモコンで操作するのが当たり前だった。彼女と一緒のドライブやワインディングを流すときなど、シチュエーション別の『セットリスト』を作った人も多いと思う。

 もうひとつは派手なグラフィックイコライザー。スペクトラムアナライザーやレベルメーターと、販売するメーカーにより名称は異なっていたが、音楽に合わせてイルミネーションが踊る様子は、夜のドライブで気分を盛り上げるのに役立った。

グラフィックイコライザー付きオーディオ

 光モノならスピーカーも忘れちゃいけない。最近ではめっきり見なくなったが昔はリヤのトレイに置くのが主流で、社外スピーカーはメーカーのロゴにイルミネーションを内蔵しており、スモールランプやブレーキランプと連動で光らせるのが流行っていた。

光るスピーカー

2)レーシングカーもびっくりの小径ハンドル

 室内でいえば極端な小径のステアリングだ。昔のステアリングはお世辞にもカッコいいとはいえず、質感も低くやたら大きいとダサさの象徴みたいなモン。なので社外品に交換する人が後を絶たなかったが、サイズは360mmや350mmを選ぶのがスタンダードだった。しかし「人と同じじゃイヤ」という気持ちの現れか、320mmや甚だしいのは300mmなんてサイズを使うクルマも。

ハンドル

 激減した理由はエアバッグやさまざまな操作スイッチが内蔵されたこと、純正でもデザインがかなりオシャレになり交換する必要性が減ったこと。そして回す量や持ち替えの回数が多く、思いのほか不便なことだろう。

3)おしゃれな雰囲気を演出した水中花シフトノブ

 MT車の激減で絶滅危惧種となったのは、トラックを中心に流行した水中花シフトノブ。水を模したアクリルのなかにイミテーションの花を封入しており、革製や木製とは違う独特のルックスと手触りで今もファンは少なくない。

水中花

4)リヤウインドウで存在感を放つキャラクター

 リヤウインドウの内側に取り付ける、ウルトラマンやバルタン星人の人形も懐かしい。ブレーキランプと連動して目が光る仕組みで、法的には違反にもかかわらず大流行となった。

リヤウインドウのバルタン星人

5)車内が見えなくなるフルスモーク

 続いてエクステリア。法改正と重点的な取り締まりで姿を消したのは、何といってもフィルムによるフルスモーク化が筆頭だろう。リヤの3面は標準でプライバシーガラスが増えたし、普通に考えれば視界が悪くていいことは何もない。パトカーを見ると窓を左右とも全開にしたり、捕まったその場で剥がすこともあったようだ。

フルスモークのイメージ

写真はイメージ

 なおスモークフィルムすべてが違反というワケではなく、フロント/運転席/助手席は可視光線透過率が70%以上なら合法、後部座席やリヤガラスはとくに制限が設けられていない。

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