この記事をまとめると
■アウトドアで人気の焚き火を安全に楽しめる
■燃焼室下部から空気を取り込み安定して燃える
■42cm×30cmのサイズで収納できて1万8590円
こだわりの焚き火台とは
燃えて揺らめく炎を見ながらキャンプの味わいもいっそう深まる焚き火。
近年は焚き火をする時に焚き火台というものが必要になっているキャンプ場も多くなった。キャンプサイトの敷地が芝などで直に焚き火ができないところもあるし、許可されている敷地であっても後片付け後に燃え残った薪や枝葉が地面に残って見てくれも悪かったりするものだ。その点、焚き火台を使っての焚き火は、現場に後腐れを残すこともなく、撤収も容易で便利なアイテムである。
とはいえ焚き火台は限られた空間での焚き火となるので、くすぶった煙や強烈な炎を大仰に放ったままにしてもおけない。うまく燃焼させるテクニックがそれなりに求められるグッズだとも言えるだろう。
モンベルは「本当に使いやすいたき火台とは何か」を突き詰めて、ユーザーの焚き火を円滑にフォローするために燃焼効果の高い構造を盛り込んだ焚き火台「フォールディング ファイヤーピット」を作り上げたという。本格的な夏キャンプシーズンインを前にして、モンベルから製品リリースが届いたのでお知らせしよう。
単なる箱ではない構造で燃焼効果アップ
燃焼に大切な酸素は焚き火台の燃焼室下部に設けられた空気孔から入り込んで、燃焼により暖まった空気は、煙突と同じような上に向かうドラフトの流れを生み出してゆく。これにより火起こしもうまくいき、燃焼も安定して続き燃え残しも少なくなるという。
燃焼室の側面に二重構造を採用
また、燃焼室からの煙が少なくなるようにととられた構造、燃焼室の側面が二重構造となっているのが特筆すべき点だろう。これにより側面外下部に見られるスラッシュ孔から入り込んだ空気の流れが、側面内上部に並んで開けられている丸い孔より暖まって噴出していくことで、燃焼室内の煙を二次燃焼させるのだというから何よりうれしい。焚き火のスペースを仕切っただけの箱とは違うというわけだ。
焚き火台「フォールディング ファイヤーピット」の上面は42cm×22cm。クッキングの火種としてもコッフェルふたつが置ける使い勝手のある広さだ。これが折りたたみ式であるので、わずか5cmの厚みで42cm×30cmの収納サイズとなる。ちなみに本体は重さ4.1kgのステンレス鋼。設営・撤収もはかどりそうなコンパクトさである。価格は¥18,590(税込)。
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