見た目だけじゃなくきちんと機能も追求
クロスオーバーSUVブームに伴って、ジワジワと人気が上がってきているアウトドアレジャー。それにあったクルマを購入したのであれば、キャンプグッズも揃えたくなるのが人情というものだろう。
しかし、じつはアウトドアグッズメーカーとコラボレーションをした車両というのも過去に多く存在している。こだわりのメーカーがあるのであれば、同じメーカーコラボの車両を購入してみるというのもアリなのではないだろうか? そこで今回は有名キャンプ用品メーカーとコラボしたクルマたちをご紹介しよう。
日産×コールマン
日産は2020年1月にコールマンとのコラボレーションで、エクストレイルをベースとした「リモートワーク・モデル」という世界で1台だけの特別なモデルを発表している。だが、じつは2001年にもコラボレーションモデルを発表しているのだ。
こちらは普通に期間限定で市販されたモデルであり、ベースとなったのはセレナ、リバティ、キューブ、エルグランドの4台。細かな装備は車種によって異なるが、コールマンのイメージカラーでもあるグリーンとベージュでコーディネートした専用のシート地や、アウトドアレジャーで活躍しそうな電源コンセントを標準で備えた仕様となっていた。
また、オプションで防水ラゲッジマットやラゲッジネットなども用意され、アウトドアレジャー向きのモデルと言えるだろう。
スバル×L.L.Bean
常時全輪駆動ということで、アウトドアレジャーにはもってこいのスバル車たち。そんなスバルのフォレスターやレガシィアウトバックをベースに、アメリカのアウトドアブランドであるL.L.Beanとコラボしたモデルが存在していた。
2代目フォレスターと4代目レガシィのアウトバックに設定されたこのモデルは、大型フォグランプを備えたアウトドア色を強めたエクステリアと、L.L.Beanのロゴが型押しされた専用のベージュ色のシートの組み合わせで上質感を演出したもの。
もともと高い走破性を誇るスバル車だけに、メカニズム的にはベース車と大きく異なる部分はないが、アウトドアレジャーにも映える内外装となっていた。