Amazon Alexaにも対応
さらに、使い勝手のうえで注目なのが音声キーと呼ばれるボタン。こちらのキーを押すことでAmazon Alexaに話しかけることができるのだ。楽曲の再生だけでなく、検索、ニュースや天気予報のチェックなど、さまざまな操作を音声で行うことができる便利機能だ。すでにスマホなどでAmazon Alexaを活用しているユーザーには、そのままの使い勝手を車内で利用できるのが大きなメリットだろう。
例えば再生したいアーティストや楽曲を検索しAmazon Musicで再生することも可能。さらに関連する動画を検索することもできるStreaming Videoリンクという機能も搭載し、AV操作の発展性はかなり充実している。音声操作の精度の高さはすでに高評価を受けるAmazon Alexaなので、ストレスなく使えるのも良い点だ。
これらの機能を統括しているのは先ほど紹介した専用アプリのPioneer Smart Syncなのだが、こちらのアプリは順次アップデートが実施され、使いやすさもグングンアップしている。
2021年6月のアップデートではAmazon Alexaによる質問の応答として「表示カード」に対応した。これにより「天気を教えて」と話しかけた際に、スマホ画面に天気予報の表示を行ったり、「周辺のコンビニを教えて」と話しかけた際には画面にコンビニまでの距離を示した一覧が表示されるなど、多彩な表示で情報の確認が可能となった。スマホアプリならではのアップデートを実施することで、ますます使い勝手をアップする同モデル、今後の進化にも注目していきたい。
このように、車内でスマホをフル活用するのに絶好のメインユニットとなったカロッツェリアの「MVH-7500SC」。スマホとの充実の連携がこなせるうえに、車載用Wi-Fiルーターの「DCT-WR100D」を組み合わせて使えば容量無制限のWi-Fi環境を作ることが可能。スマホのアプリをフル活用して、ナビやAVコンテンツを車内で存分に楽しめる新しいオンラインの環境を整えてみよう。
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