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「ダメージドデニム」に「ビンテージレザー」! 想像の斜め上をいく最新「シートカバー」事情

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: ホンダ/ホンダアクセス/モデリスタ/WAGONIST/Auto Messe Web

細部のこだわりなどデザイン性も向上

 もちろんデザイン性もシートカバー選びの重要な要素だ。まずはステッチ(縫い目)だ。シートバックなどにステッチを施してデザイン処理を施すのがシートカバーの定番。また色を付けた糸を用いたステッチも定番のドレスアップ手法。そのほかにもパイピングやギャザーなど、家庭用のソファなどにも用いられる数々の手法がクルマ用のシートカバーにも取り入れられているので、細部のデザイン性は要チェックだ。

縫い目がオシャレなモデリスタのシートカバー

 さらに素材のコンビネーションにも注目したい。擦れやすいサイドサポート部分には丈夫なビニールレザー素材を用いて、身体にフィットする中央部分にはソフトで肌触りのいい人工スエードやモケットなどを用いるといった手法もそのひとつ。機能性アップとともにデザイン性を大きく左右するので、チョイスの際には要注目だ。さらに、ブランドロゴの刺しゅうが入っているケースもあり、外装パーツなどを統一しているユーザーは内装まで統一するという意味で選ぶことも多い。

PVCレザーとウルトラスエードパンチングを採用したニスモのシートカバー

 またシートカバーの立体形状も近年進化している。内部にウレタンなどの素材をビルトインし、純正シートにはない凹凸のあるラインを作るケースもある。例えばセミバケットシートのように盛り上がったサイドサポートをシートカバーで作り出してしまうのもそのひとつ。これもデザイン性とともにロングドライブの疲労軽減などにも役立つので、チョイス時には一考してみてもいいだろう。

見た目だけではなく難燃性素材で安全性も考慮

 最後にもうひとつの注目ポイントが難燃素材。車両に用いるシートカバーは難燃性が求められる。難燃素材を用いていない場合は車検にパスしないケースもあるので注意したい。何よりも安全性を求めるうえで、使われている素材はしっかりチェックするようにしよう。

 このように、シートカバーの充実は近年著しい。デザイン性や素材、カラーバリエーション、さらには安全性能までが進化している。愛車のインテリアをドレスアップさせるのはもちろん、年数を経て車内が少しヤレてきたという場合でも、シートカバーを装着することでインテリアを一気にリフレッシュできる。効果的な内装ドレスアップアイテムを取り入れて愛車のイメージチェンジを図ろう。

ヴィンテージレザー風のシートカバー

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