名前を変えて残っているブランドも!
アラフォー世代以上にとって、クルマは今よりも特別なものというイメージがあった。そのため、なんとか手に入れた愛車を自分好みにカスタマイズするときに、どの用品ブランドのものを装着しているのかも重要な要素だったように思える。
今回はそんなアラフォー世代以上の人にドンピシャな懐かしい用品ブランドをいくつかピックアップして懐かしんでみたいと思う。
KARO
いまでこそさまざまなカラーや材質のフロアマットが純正オプションとしてラインアップされているが、80年代ごろまでは一部の高級車を除き、フロアマットは味気ない黒のゴムマットが一般的であった。そんなときに登場したのが、車種専用のオーダーシステムカーマットの「KARO」だったのだ。市松模様のカラフルなフロアマットは当時多くのユーザーが憧れたもので、のちに似たような柄のコピー品も登場するほど。
そんなKAROは現在もオーダーシステムカーマットをリリースしており、国内外さまざまな車種専用のフロアマットをラインアップしている。あのころ憧れたひとは、現在の愛車用に注文してみてもいいかもしれない。
MOMO
ステアリングにさまざまなスイッチ類どころかエアバッグすら備わっていなかったころ、ステアリング交換はマストと言っても過言ではないカスタマイズのひとつだった。
なかでも人気が高かったのが、イタリアの用品メーカーであるMOMO製のステアリングだ。レーシングドライバーのジャンピエロ・モレッティが自らのレーシングカーに装着していたのが始まりで、多くの自動車メーカーに純正もしくはオプション採用された実績もあるメーカーである。
ちなみにMOMOはホイールもリリースしており、1980~90年代にカスタマイズをしていたユーザーには懐かしいデザインのものもあるのではないだろうか? 一旦販売を停止していたが、現在は再び新たなデザインのホイールを発売しているので、気になった人はチェックしてみてはいかがだろうか。