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「ラリーアート」と言えばスタリオン4WD! 三菱のフラッグシップスポーツも復活なるか

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田了,三菱自動車,齋藤優

次なる時代の魁を予感させるラリーアート復活

 これ以降、スタリオンがサーキットで活躍する姿を見かけることはなくなり、1990年にはスタリオン自体も、GTOに後を託して表舞台から姿を消すことになってしまいました。そしてそのGTOも2001年に生産を終了し、その後、三菱のモデルラインアップにはフラッグスポーツは“空席”のままとなってきました。ツーリングカーで活躍したスタリオン・ターボ

 最後に、今回のラリーアート復活発表に際して想い描いた夢物語を紹介しておきましょう。それは日産からOEMで新型フェアレディZの供給を受け、スタリオンを復活させる。それをベースに電気自動車にコンバートするというプラン。一見破天荒ではありますが、去る4月にはFIAが電動GT(e-GT)カテゴリーの創設を発表したばかり。これまでi-MiEVやMINICAB-MiEVなどの軽自動車規格を筆頭に、さまざまな電気自動車(BEV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)を生産してきた三菱には、同門である日産とともにこうした電動化の期待が高まっています。フォーミュラEに参戦している日産と並行して三菱がe-GTに挑戦するというのは、あながち無理筋な話ではないのかな、とも考えます。

 現在、フォーミュラEに参戦しているジャガーが、より市販モデルにイメージの近いe-GTにコンバートしてきたら、1986年のインターTECの再現も! と夢はますます膨らんでいきます。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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