ウインドウフィルム:前3面は可視光線の透過率が70%を上回ること
逆に分かりやすいのはスモークフィルムだろう。フロントと運転席および助手席を除き色の濃さに規定はなく、前の3面は可視光線の透過率が70%を超えればOKだ。ただし経年劣化などが原因で徐々に透過率が下がることもあり、70%を下まわったら当然ながら違反になってしまうので、危ないなと感じたら施工したプロショップでチェックしてもらうべし。
ドライブレコーダーが違法になることも?
最後はこの数年で装着率が著しく上がった、ドライブレコーダーが違法になる例について。ルームミラーやダッシュボードに装着する製品もあるが、もっとも多いのはフロントガラスに貼り付けるタイプだ。その位置は「前面ガラスの上縁であって、車両中心線と平行な鉛直面上のガラス開口部の20%以内」と定められており、あえて選ぶ人はいないだろうがフロントガラスの中央や下部は違反となる。
なお車検のステッカーと被るのもアウトなので、自分で取り付ける人は覚えておこう。今回は代表的なカスタムのメニューを挙げたが、他にもひとつ間違えば合法が違法となる例はある。不安があれば知識のある専門店に相談し、無用な減点や反則金を避けるようにしたい。