コーティング効果のある製品がおすすめ
もうひとつは有機溶剤を使ったクリーナーで、表面の黄ばみや曇りを溶かして除去するタイプ。いずれにせよ予算は高くとも2000円あれば十分で、特別な工具も必要ないので一度はチャレンジしてみよう。ちなみに磨いても再び紫外線を浴び続ければ変色してしまうため、美しさを維持したければコーティング効果のある製品がオススメ。
ヘッドライトの劣化を抑える方法は?
続いてはヘッドライトの劣化を抑える方法はないのか考えたい。数年に一度と決して頻繁ではないにしろ、メンテナンスの手間は減らしたいはず。もっとも有効なのは黄ばみや曇りの原因、紫外線をできる限り浴びないことだ。とはいっても走行中や短時間の駐車は仕方ないが、保管場所が野ざらしならボディカバーが有効。クルマを使うたびに外したり被せたりするのは面倒だけど、紫外線の対策としてはコレ以上の方法はないといえる。また紫外線をある程度カットするフィルム(車種別や汎用がある)を貼り付けたり、同様の効果があるコーティングを施工するのもアリ。
プロに依頼するのもひとつの方法だ
以上はヘッドライトの『表面』が変色したときの対処法で、内側が変色するケースもありその場合はDIYでの解決が難しい。コチラは隙間から入り込んだ水滴や湿気が原因で、一時的な症状は別として常に曇っている状態であれば、そっくり交換かプロに分解と清掃を頼むのが得策。 どちらの方法でもそれなりの出費は覚悟しなければならず、バルブ取り付け部のパッキン類が劣化していたら取り替えたり、ヘッドライトの接合部をコーキングするなどして進行を遅らせたい。いずれにせよヘッドライトの黄ばみや曇りを取り除くことは、安全だけじゃなく愛車をカッコよく見せるにも効果大。劣化後の対策にせよ事前の予防にせよ、方法はいろいろあるので放置せずにキレイな状態を維持すべし!