吉原大二郎選手はセーフティモードに苦しみながらも完走
6月27日(日)、アメリカ・コロラド州にあるパイクスピーク(標高4302m)を舞台に、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムが開催された。
頂上付近に積雪しコース路面は凍結
しかし、今年の大会は、気象状況のためコース短縮を余儀なくされた。前夜から頂上付近に積雪があり、一部ではコース上の路面が凍結していたのだ。全車が同じ9.29マイルのコースを走行するので競技自体には勝者が生まれるものの、走行タイムの記録は参照値となってしまう。
ツインモーターリーフは制御系のエラーが発生
今回、奴田原文雄選手に替わって大井貴之選手がドライバーを務めたSAMURAI SPEEDの日産リーフe+改は、リーフe+のモーターを2基搭載した4WD仕様だったが、システム制御系のエラーが発生。その後も異なる不具合が散発したことで、練習走行に参加できないまま今年のパイクスピークを終えることとなってしまっている。ただ、レースウイーク中も懸命にその復帰に注力し、無事に走行テストは終えており、来年に向けたデータ取りも行なえたとしている。