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超希少「オリジン」に乗るタレントは誰? クルマ好き芸能人の愛車4選

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この記事をまとめると

■芸能人は旧車愛好家が多い
■SNSにも愛車との写真を数多く投稿
■カスタマイズを存分に楽しむ人も

SNSでも愛情を注いでいることがわかる!

 芸能人はクルマ好きが多いことでも知られている。最近注目を集めているのが初代日産シーマを1990年に購入以降、現在まで愛用している伊藤かずえさんだろう。愛車を日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンがレストアすることが話題になった。それが影響してなのか、SNSやブログ、動画配信サービスで自らの愛車をアピールする芸能人が増えている。

 そこで今回は、芸能人の愛車についてまとめてみた。超高級輸入車から常識的な国産車、旧車に至るまで幅広い芸能人の愛車をチェックしてみよう。

バッドボーイズ・佐田正樹さん(日産ローレル)

 吉本興業所属のお笑いコンビ、バッドボーイズの佐田さんの愛車は、2代目の130系ローレル。佐田さんのローレルは2ドアハードトップモデルだ。リヤバンパーにテールランプユニットがビルトインされているところがブタの鼻に見えるため、「ブタケツローレル」の愛称でも知られる車両である。

 本来であれば直列6気筒のL型エンジンが搭載されている。しかし、佐田さんの愛車はL型エンジンの後継機として誕生したRB型の2Lターボ(RB20DET)に換装。エアコンやパワステも備わるレストモッドが施されている。なお、130ローレルはここのところの旧車高騰の影響もあってか価格がうなぎ登り。1000万円を超える個体も存在するほどだ。

さかなクンさん(三菱ふそう・キャンター)

 魚類学者として名誉博士号や大学客員准教授といった肩書きも持つさかなクンさん。言うまでもなく魚に精通しているのはもちろんであるが、幼少期はトラックに夢中になっていたそう。なんと愛車に三菱ふそうのキャンターを選んでしまっているのだ。

画像提供:三菱ふそうトラック・バス

 しかも新しいモデルではなく昭和55年式の4代目モデル。そのなかでもさらに希少なダンプというから驚きだ。といっても、古いトラックはそのまま首都圏で登録することはできない。そのため、現在の排出ガス規制に適合するためにDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)を装着し登録しているガチっぷりである。そんな4代目キャンターは、働くクルマということもあって中古車の物件はほぼ皆無といった状態。いくら旧車とはいえ、過去の取引を見ても数十万円程度で売買されているようだ。

ピーター/池畑慎之介さん(トヨタ・オリジン)

 歌手や俳優として知られるピーターこと池畑慎之介さんも、個性的なクルマを乗り継いでいることで知られている。過去にはホンダ エレメントやシトロエン ベルランゴを愛車として所有していたが、先日過去の愛車を買い戻したことが話題となった。

 その車種はトヨタ オリジン。2000年11月に、トヨタ自動車生産累計1億台達成の記念車として1000台限定で発売されたモデルであり、初代トヨペットクラウンをモチーフとしたセダンである。これはルックスだけでなく、観音開きのドアまでも再現している。ベースとなったプログレの面影は、エクステリアにはまったくないと言ってもいい。

 新車当時の価格は700万円とセルシオを超える価格も話題となったが、中古車はプレミア価格とまではいっていない。高いものでも500万円弱、安いものでは200万円を切る価格から見つけることができる。

テンダラー・浜本広晃さん(日産スカイライン)

 関東ではあまり馴染みがないかもしれないが、関西を拠点に活動する吉本興業所属の実力派漫才コンビ、テンダラーの浜本さん。ケンメリと呼ばれる4代目スカイラインを愛車としている。

 もともと旧車好きで、ケンメリの前はS130型フェアレディZに乗っていたこともあるという。現在の愛車は2018年に購入したもので、ケンメリGT-R仕様となったホワイトの2000GT-Xである。

写真はベース車と同じ2000GT-X

 ケンメリGT-Rは1973年に発売されたが、排出ガス規制の兼ね合いもあり、わずか200台弱しか生産されなかった幻のGT-R。それだけに古くから高値で取引されており、やむなく2ドアのケンメリをベースにGT-R仕様を作る、というのが当時の流れだった。だが、現在では通常のケンメリであっても状態が良ければ1000万円を軽くオーバーするという状態となってしまっている。

※写真はすべてイメージでご本人の実際の愛車ではありません。

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