プロジェクトD最終決戦仕様【スプリンタートレノGT-APEX/AE86 オーナー:れいなサン】
少年マンガらしく、主人公・拓海の成長譚でもある「頭文字D」。ごく普通の高校生が走り屋として覚醒し各地の峠を転戦していくのにともない、マシンも勝てる仕様へと変化していきます。
その進化版「プロジェクトD」の最終決戦仕様を標榜しているのが、れいなさんのトレノです。ストーリーに沿った5バルブエンジンに換装され、カーボンボンネット、ノーマルの面影を残さないメーターも忠実に再現しています。劇中ではチューニングを指揮した拓海の父親・文太が放った名台詞「1万1千回転まできっちり回せ!」がありますが、現実的にはこのマシンのレブは8800rpmに設定されています。床の間に飾るのではなく日々しっかり乗っているゆえエンジンは3基目という本気仕様です。
声マネもコンプリートする高橋涼介仕様【RX-7/FC3S オーナー:メカニック石井サン】
群馬エリア最強のチーム「赤城レッドサンズ」を率いていたのが高橋兄弟。資産家のエリート一家であり、ふんだんにおカネを投下し最強のチームを作ろうとしていた。そんな兄の涼介の乗っていたのがFC3S RX-7でした。ムキムキの胸筋に低音ボイスという、まるで涼介なコスプレで参加していたのは「メカニック石井」サン。
クスコのオフセットナンバーステーやRE雨宮のエアロミラーなどきっちりと実車を再現しつつ、諸説あるマフラーのテールエンド形状は、新劇場版に登場する仕様に寄せています。
極上S13を2台持ちするイチサンマニア【シルビアK’s/S13 オーナー:中村幸祐サン】
拓海のバイト先のSSの社員だった池谷パイセンが乗っていたのがS13シルビア。峠でのバトルに拓海を引き込んだきっかけとなった重要なキャラでした。現役当時から走り屋に愛されたS13ですが、それゆえ現存する程度良好な個体はほぼないといっていいでしょう。
しかし、この中村幸祐サンの所有する車両は、このままディーラーのショールームに並んでいても不思議でないほどの美麗なフルノーマル車。聞けば部品取りを含め複数台を所有する大のシルビア好きでした。
フルノーマルにこだわった「黒い彗星」【RX-7 GT-R/FC3S オーナー:内田 亘サン】
もはや現存することが奇跡のような極上フルノーマルの個体を半年
拓海とのバトルで一度は負けたとはいえ、気持ち