記録されていない! を防ぐSDカードのトラブル軽減機能が充実
一方、ドライブレコーダーをこれまで使ったことの無かったユーザーに注意してほしいのがSDカードのエラーだ。SDカードはメンテナンスフリーでずっと使い続けられると思っているユーザーも多いが、SDカードは確実に劣化する。そのため最悪の場合、万が一の際に映像が記録されていないないというトラブルが起こる可能性があるのだ。
対策としてこのモデルにはSDカードの断片化を軽減するSDカードフォーマットフリー機能や、SDカードの状態を検知してフォーマットのタイミングを教えてくれるSDカードフォーマット警告機能などを搭載。別売のパイオニア製SDメモリーカードを使用した場合には、SDカード寿命警告機能も利用可能だ。SDカードの劣化によるトラブルを未然に防ぐこれらの機能にも注目しよう。
また、ドライブレコーダーの機能としてもうひとつの注目機能が駐車監視機能だ。別売の駐車監視ユニット「RD-DR001」を組み合わせて利用すると、駐車中にクルマの振動を検知した際に自動的に録画が開始される。また、タイマー機能を用いて停車後一定時間連続録画することもできる。駐車場での当て逃げや車上荒らしなどを映像で記録できるこの機能もぜひ利用したい。
このように、前後2カメラの搭載や詳細で鮮明な映像録画、夜間でもしっかりと録画可能といった基本機能はもちろん、大画面モニターによる使い勝手の良さやSDカードの安心機能を備えるなど、欲しい機能をオールインワンしたカロッツェリアの「VREC-DH300D」。これだけ機能が充実しているのに、2カメラモデルとしては購入しやすい価格(市場想定売価2万6000円前後)を実現。コストパフォーマンスが非常に高い点も見逃せないだろう。
ドライブレコーダーに必要な機能・性能を比べ、何が必要なのかを判断できずにいるユーザーにも確実に満足できるモデルとなった。
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