グッドウッドで世界初披露されたプロトタイプをモデル化
精密なエンジンスケールを手掛ける日下エンジニアリング。モデルカーとエンジンスケールモデルをセットにした「マスターズシリーズ」より、「NISSAN GT-R50 by Italdesign 2018 Goodwood仕様」が発売される。
マスターズシリーズは、日下エンジニアリング製1/6スケールエンジンモデルと、ホビーメーカー「メイクアップ」製1/18スケールミニチュアカーをセットにした、迫力のコレクションアイテム。これまでに日産スカイラインGT-R(R32/R34)、日産GT-R(R35)、日産フェアレディZ(S30)などをラインアップしてきた。
今回商品化されたのは、日産とイタルデザインが共同開発した特別モデル「NISSAN GT-R50 by Italdesign」である。GT-R誕生とイタルデザイン創業、ともに50周年を迎えることを記念して生み出された1台だ。GT-Rニスモをベースに、最高出力は720psまで高められ、50台限定で発売された。
すでにR35GT-Rに搭載されているVR38エンジンは、日下エンジニアリングの手によってモデル化され、発売されている。イタルデザインに搭載されるVR38エンジンは専用チューニングが施されており、ゴールドのヘッドカバーが特徴的。資料をもとに、その色合いを見事に再現してカラーリングを施してある。
ミニチュアカーは、2018年にイギリス・グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて世界初披露されたプロトタイプを再現。レース参戦が叶わなかった、ケンメリGT-Rのレーシング仕様のような「リキッドキネティックグレイ×エナジェティックシグマゴールド」を採用した特別モデルだ。
個性的なエクステリアデザインはもちろん、特別仕立ての内装なども実車同様に忠実に再現。日産自動車およびイタルデザインから提供されるた3Dデータをはじめ、実車取材も加えてモデル化。デフォルメは最小限とし、実車の持つ雰囲気や質感を可能な限り1/18スケールに落とし込んでいる点にも注目だ。