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乗る前に読め! サーキット初心者が絶対に守るべき「鉄の5カ条」

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

走行中のチェック事項その1:水温や油温は常に監視しておく

 次は走行中やインターバルのチェック項目だ。

 追加メーターを装着しているクルマであれば、水温/油温/油圧を確認しヤバいと思ったらピットイン。なお確認するのは集中力を要するコーナーではなく、操作や目線の移動に余裕がある長いストレートにしておこう。いくら愛車のコンディションが心配だからといって、よそ見してクラッシュしたら本末転倒もいいところ。水温/油温/油圧チェック

 コースインして最初の1~2周は全開でアタックせず、クルマとドライバーの慣らしというのは今さら説明するまでもない。その間にはクルマが変な挙動をしていないか、エンジンや駆動系から異音がしないか、ブレーキはちゃんと効くかにも気を配りたい。

走行中のチェック事項その2:ピットロード入口、ポスト位置を頭に入れておく

 初めて走るコースならピットロードの入り口やポストの位置、雨が降っていれば水溜りや川ができる場所も確かめておく。ラストは走行前にも確認しようと説明した、タイヤの空気圧とホイールナットだ。1周でも多く走りたい気持ちは分からなくもないが、空気圧の上がり幅は気象条件などで異なるため、何周かしたらピットインして再確認するのがセオリーだ。タイヤの空気圧チェック

 上がり過ぎていれば空気を抜く、低ければ少し足すなどして微調整し、ベストなセッティングを探っていこう。どうせクルマを降りて空気圧を計測するのだから、ついでにホイールナットの増し締めも改めて行う。特にアルミ製の軽量ナットは緩みやすい(そもそもサーキット走行には推奨しない)ので、1回といわずピットインや休憩のたびに確認しておくべし。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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