新たに岡崎スーパーSSが登場?
ラリージャパン運営事務局は7月9日(金)、2021年11月11日(木)~14日(日)、愛知・岐阜で開催が予定されているFIA世界ラリー選手権(WRC)「フォーラムエイト・ラリージャパン2021」の走行スケジュール(アイテナリー)や走行マップなどの情報が記載されている「ラリーガイド1」を発行し、大会公式ウェブサイトで公開した。
そして迎えた2021年シーズン。「ラリージャパン」はFIAのWRCカレンダーの第12戦に引き続き組み込まれている。
昨年も同様のものが公表されたが、ラリージャパン2020で予定されていたものからの変更点としては、まず、愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園(モリコロパーク) に置かれる予定であったラリーHQ、サービスパークが、豊田市の豊田スタジアムへと変更された。
そして、そのスペシャルステージ(SS=競技区間)および走行ルートも大きな変更があった。愛知・岐阜両県にまたがる19(総距離307.78km)のSS(スペシャルステージ=一般公道を封鎖した競技区間)、715.77kmのリエゾン区間(SSとSSの間の一般公道の移動区間)により、このラリージャパン3日間の総走行距離は1023.55kmとなっていたが、これがSSは全20ステージ(300.11km)、3日間の総走行距離は1002.90kmとなった。
ラリーのスタートとなる「セレモニアル・スタート」は、昨年の予定と同じく愛知県庁で実施される予定で、11月11日(木)の午後5時30分からスタートし名古屋市中心部をラリーカーが通るルートとなる。
また、今回サービスパークでのSSの設定はないものの、愛知県の伊勢神、稲武、設楽(以上12日)、額田、三河湖、新城(13日)、岐阜県の恵那、根の上、モリコロパーク(14日)といった設定がなされている。また、愛知県岡崎市の「岡崎総合中央公園」に変わって新たに「OKAZAKI CITY(SSは1.44km)」という表記もみられる。
開催まで後4カ月となったラリージャパン。新型コロナウィルス感染症拡大も収まって無事に開催されることを願いたい。