ゲレンデ×アメリカントレーラーのアウトドアライフ
4月下旬、静岡県富士宮市の「ふもとっぱら」で開催された「GO OUT CAMP」。富士の麓の広大なフィールドでアウトドアを満喫しようと、数多くのキャンパーが家族や仲間と一緒に会場を訪れた。そこで見つけた誰もが羨むメルセデス•ベンツGクラス(以下ゲレンデ)ライフを楽しむオーナー家族を発見。ヘビーデューティさとスタイルアップを両立したモディファイとアウトドアライフに注目した。
現行型よりも大自然のなかでより魅力が光る先代モデルの「W463型」
ノーマルで乗ってもよし、カスタムしてもよしのGクラスは、無骨なスタイリングと本格的なオフロード性能を備え、メルセデス・ベンツのラインアップのなかで一番の人気を誇るモデルだ。とくに2017年に発売されたW463A型(現行)は、より乗用車ライクな乗り味に進化しており、乗り手を選ぶことなく所有できるようになったこともあり、ふもとっぱらでも現行型で参加するオーナーも多く訪れていた。
ただ、アウトドアシーンがより似合うゲレンデといえば、スクエアなスタイリングを持つひと世代前のW463型だろう。とくに、ここで紹介するbaku89さんの愛車は正統派のクロカンスタイルにモディファイされ、さらにJaycoジェイフライトSLXのアメリカントラベルトレーラーを牽引するなど、嫉妬するほどのカッコ良さに満ちあふれている。まさにその姿は反則級の最強タッグだ。
日米クロカンモデルを乗り継ぎ辿り着いた「ゲレンデライフ」
もともとジープ・グランドチェロキーやダッヂ・ラムバン、トヨタ・ハイラックスサーフといったヘビーデューティ四駆を乗り継いできたオーナーだが、昨年、念願のゲレンデ(G350d)を購入。週末は河原へ愛機を連れ出し、友人たちと一緒に泥遊びしながらアウトドアを楽しむなど、ゲレンデが持つオフロード性能を存分に堪能しているそうだ。 もちろんカスタマイズされたスタイリングは秀逸で、大技こそないもののヘビーデューティな演出を意識したテクニックが随所に散りばめられている。