豪華内装のワゴンはRVブームの火付け役となる存在に!
【3代目モデル/50系/1982年発売】
3代目モデルからトラック系は2代目モデルが継続生産されたのち、トヨエースとともにダイナの兄弟車というハイエースとは別系統となったため割愛する。
3代目モデルから、ハイエースは現在と同じ商用バン/乗用ワゴン/コミューターという3車型となった。商用バンとコミューターは正常進化し、とくに商用バンはロングボディに荷室のフロアがフラットになるジャストローが設定された。 ワゴンは上級グレードでは1列目から3列目までフラットになるオールフラットシート、サンルーフやサン&ムーンルーフ、デジタルメーター、7スピーカーのスーパースペースコンポを装備したのに加え、ツートーンカラーを設定するなど、4代目でも継続される豪華路線の始まりとなった。
歴代ハイエース史上もっとも豪華な「スーパーカスタムリミテッド」も登場
【4代目モデル/100系/1989年発売】
4代目モデルは「90年代にふさわしいトヨタの最上級1BOXカー」をコンセプトに開発され、商用バン/乗用ワゴン/コミューターともに着実な進化を果たした。
とくに乗用ワゴンは最上級グレードのスーパーカスタムリミテッドを例に挙げると、トリプルムーンルーフ、2列目の左右方向と3列目と対面となる回転シート、自動車電話、カーテン、蛍光灯、自動スライドドアといった数多くの豪華装備を設定し(オプション装備も含む)、1BOXカーのクラウンというのが相応しいポジションに成長した。
また、4代目モデルでは1992年にV8エンジンを搭載した高規格救急車となるハイメディックまでも登場した!