海外では新型が登場するも日本国内では200系がまだまだ現役
【5代目モデル/200系/2004年発売】
15年振りのフルモデルチェンジとなった現行型(※日本国内)の5代目モデルは、衝突安全性向上のため短いノーズが備わるものの、登場から17年経ったいまもまったく古臭さを感じないスタイル。4ナンバーの商用バンはノーズを加えたにも関わらず3000mmの荷台長を確保したこと、乗用ワゴンはアルファードの登場もあり10人乗りのみとし、質実剛健といえるいい意味でミニバス的になった点が大きな特徴だ。 また、乗用ワゴン(ワゴンGL・ワゴンDX)/スーパーロング(グランドキャビン)/コミューターには、各座席へのアクセス用通路の確保などもあり1880mmのワイド幅となったことで、取り回しの悪化もあるが、広さや迫力あるスタイルという大きなメリットがあることで一定数が着実に売れている。
この5代目ハイエースは何度も改良を受け、いまだコンスタントに売れているというお化けのようなモデルなのは言うまでもないだろう。 現行モデルの登場から17年が経ち、ハイエースの将来にはいろいろな噂もあるが、隠れた人気車である現行ハイエースには可能な限り現役を続けてもらい、いろいろな形でユーザーに貢献するクルマであり続けて欲しい!