参加者車両は宝石のような名車ばかり
トロフェオ・タッツィオ・ヌボラーリ(「タッツィオ・ヌボラーリ杯」の意 以下TTN)のステージとなっている北海道は、スタート日の7月16日には35度を超えるなど、全国で一番の暑さを北海道の各地で記録する猛暑となった。
この好天の下、スタート場所となった千歳市のトランスウェブ北海道営業所に集まったのは、北海道から九州までのエントラント28名と全14台。主催者は「コロナ禍での開催ということもあり数を絞った」ようだが、参加者車両はどれを取っても宝石のような名車ばかりだ。
この宝石のようなクルマたちを先導、後追いするオフィシャル車両には、今年で創業110周年迎えたアルファロメオ2台がFCAジャパンから提供された。さすがは歴史と伝統、そしてブランドを大切にするFCAならではのイベント協力だ。
参加車両は豪華な顔ぶれ
毎年、TTNの参加車両は豪華な顔ぶれとなっているが、今年はとくにすごかった。というのも、世界中のマニア垂涎の的となっているブガッティは、希少なビンテージカーというのは誰でも知るところ。ブガッティは、1929年のモナコGP第1回大会から3年連続で優勝、そのほか公道レースで知られるタルガフローリオでも勝利するなど、高性能スポーツカーを輩出しモータースポーツの世界で名を馳せた名車中の名車だ。