最新の盗難手口を知りしっかり対策することが大切
これらのハイテク機器を使った車両盗難/車上荒らしにどう対応したらいいのか? まず考えられるのがタイヤロックやハンドルロックを使った物理的な対策。ただ太いタイヤを履いた大型SUVでは簡単にタイヤロックが外れてしまうことがあり、ハンドルロックも電動カッターで切れてしまうので万全とは言えない。人気のない場所で愛車を守るためには、やはりカーセキュリティシステムのインストールが必要だ。 ただし、どんなセキュリティでもOKというわけじゃない。純正のスマートキー連動タイプではなく、駐める場所や要望に見合ったシステムを選択することが大切。そしてオプションとして装備しておきたいのがバックアップサイレン。とくにSUVは車高が高いため、インナーフェンダーを外してサイレンの配線がカットされる危険性がある。
またセキュリティのインストールをアピールするスキャナー(LED点灯で盗難対策をアピールする)は窃盗犯に犯罪を躊躇させるだけでなく、セキュリティの作動確認にも有効なアイテム。さらにキッズガレージではオリジナルのCANインベーダー対策メニューも用意している。
そしてスポーツタイプの場合、積載車やレッカー車で持ち去られることもある。GT‐Rなどの高価なクルマには居場所が分かるGPSタイプのカーセキュリティをオススメしている。また、ハンドルロックによってエンジンが始動しても動けないように対策することも薦めている。ただ、プロの窃盗犯の手にかかれば電動カッターでロックを解除されてしまう可能性があるので、あくまでも盗難されるまでの時間稼ぎとして考えておきたい。
最新の車両盗難を対策する専門店が推奨するカーセキュリティメニュー
【推奨カーセキュリティシステム1】クリフォード G6・880J+バックアップサイレン+スキャナー
衝撃学習機能付きのオムニセンサーは誤作動が少なく、窃盗犯からの衝撃を確実に感知してくれる。また車両の傾きを感知するデジタルチルトセンサーやカージャックを防止するブラックジャックシステムを標準装備。これにバックアップサイレンを加えて防犯性を高めている。価格:29万1500円〜(工賃込・税込※金額はキッズガレージの場合)
【推奨カーセキュリティシステム2】パンテーラZ705
32段階設定の4つのセンサーを組み合わせることにより、クルマへの異常を的確に感知するパンテーラZシリーズのフラッグシップモデル。フルカラータッチパネル液晶アンサーバックリモコンがクルマへの異常をアニメーションで知らせてくれる。価格:30万5800円(工賃込・税込※金額はキッズガレージの場合)
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